7月13日(土)から14日(日)にかけ長野の飯綱高原にて夏季合宿が行われました。今年も県内各道場から多くの参加者が集まり、普段顔をあわせない道場生同士の交流を深めま
した。
合宿初日は、宿舎となる「長野市いこいの村アゼィリア飯綱」に14時に集合しました。ロビーに集まった合宿参加者は、藤原師範、村田二段より部屋割りと諸注意を聞いた後各部屋へ別れ合宿初回の稽古に備えました。長野支部は大人と子供が一緒の部屋となり、合宿中は基本的にグループ単位で行動します。普段同学年の者同士で過ごすことが多い少年部にとって緊張感のある合宿になるとともに、年の離れた大人と過ごすことで空手以外にも学びの機会があります。
合宿最初の稽古は宿舎に隣接されている体育館にて行われました。まず最初に入念なストレッチから稽古が始まりました。
続いて行われた基本、移動、型、約束組手の稽古では、黒帯、色帯に別れて行われ、正しい空手動作、実践的な技の使い方を指導していただきました。
そして組手稽古が行われました。組手では、大人と子供が一緒に目慣らしで行いました。最後に全中部の一般軽量の部、一般無差別に出場する選手同士で組手が行われました。
更に組手を終えた選手には、腹踏みが待っていました。各選手共に、腹踏みを乗り切りました。
稽古の後は楽しみにしていたバーベキューです。お腹を空かせた少年部は、大人の先輩が焼いてくれる肉や焼きそばを次々に口へ運んで行きました。今年も道場生の畑で採れた新鮮な野菜の差し入れがあり、お腹を空かせた道場生の胃袋を美味しく満たしてくれました。
夕食の後は合宿のメイン行事?「新極真会グッズ争奪!大じゃんけん大会」です。今年も例年通り、大人と子供でグッズをめぐる闘いが繰り広げられました。
合宿2日目は早朝稽古から始まります。まずはシャドウでゆっくり体を温めました。続いて対面式の組手から目慣らしの組手を総当たりで行い、朝の稽古を終了しました。
合宿最後の稽古は型から始まりました。初日と同じく色帯と黒帯に分かれて行いました。
型の次は、約束組手をしました。組手の師範より、様々な技の指導がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後は自由組手を行って、合宿の稽古を締めくくりました。
又、残念なことに来年の合宿開催前にアゼイリア飯綱さんが閉館になるため、今までのお礼を言って解散となりました。
今年の夏合宿は、9月に昇段審査を控えた方、全中部大会にエントリーされた方を含めた参加者が熱心に稽古に取り組まれていました。
私は今回リハビリ中のため、合宿は稽古に参加できませんでしたが、参加者の方々の稽古に取り組む姿勢等学ぶところが多く価値ある合宿となりました。
合宿は、普段一緒に稽古できない方々と交流したり、稽古できる場にもなります。合宿に参加するメリットはあると思いますので、今回参加されなかった方には、来年の合宿に参加されることをおすすめします。
押忍 田中拓男