フルコンタクト空手 新極真会長野支部

昇段レポート 長野道場 佐當直紀

この度は、昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございます。

僕が空手を始めたのは、幼稚園の年中の5歳の時です。
最初は祖父の進めで始めましたが、初回、2回目は不安で泣いて見学だけでした。
基本や移動稽古、型など最初はよく分からなくて、祖母が毎回撮ってくれたビデオを見て
家で練習をしました。いろいろな型を覚えていく事が楽しかったです。

泣き虫だった僕は、成田師範代の練習日は、怖くて、3階までの階段を上っていく時から
泣いていました。休む事なく通っているうちに、だんだん面白く楽しくなってきて、他の習い事の
ピアノやドラムなどに比べて一番好きになりました。

年長の時からドリームや他県の大会に出させてもらいました。
試合も不安と怖さから泣いてばかりでなかなか勝つ事は出来ませんでしたが、他の選手を見て
自分も頑張ろうという気持ちになりました。

習い始めてから5年がたち、師範の許しももらえて、審査を受けました。
審査当日は、補強の腹筋や腕立ては自宅で毎日やっていたので不安なく出来ましたが、
ジャンピングだけが心配でした。が、なんとか出来ました。
基本移動型10人組手などはリラックスして出来ました。

これからは、後輩のお手本となり、黒帯に恥じないよういろいろな大会で型も組手も勝てるよう
練習をしていきます。

最後に、泣き虫だった僕を温かくご指導して下さった藤原師範、成田師範代、山崎先輩、村田先輩、
工藤先輩、他沢山の先輩の皆さん、又、家族のみんなには感謝しています。
本当にありがとうございました。押忍。

佐當 直紀

2018年7月6日 12:58 カテゴリー:

昇段レポート 千曲道場 藤岡和貴

この度は、昇段審査の機会をいただきありがとうございました。晴れて昇段する事ができたのも藤原師範、村田先輩、工藤先輩など多くの諸先輩方や後輩の方々のおかげであります。

心より感謝いたします。

私が新極真空手に入門をしたのは約15年前になります。当時は中学生。高校進学で別の格闘技を部活動として行うために体力強化を兼ね知人の紹介を受けたのが新極真空手でありました。これが、私の空手人生のスタートであります。正直、当時を考えると大変失礼な考えからの入門ではございますが。さながら厳しい稽古。心技体を鍛えながらかつ礼儀を学ぶ日々は高校の部活動とは、また違った新鮮さをともない徐々に新極真空手に引き込まれていきました。

当時は空手道と部活動共に駆け抜けた充実した日々でした。しかしながら、大学進学・就職を経て空手道から離れもう再びこの場所に戻る事はないだろうと思い日々を過ごしていました。

ある時、工藤先輩より「長野県大会がある。良かったら大会のサポートとして来ないか」と声をかけていただき見るだけならと再び空手の世界に足を運びました。そこでは当時の後輩が指導者としてのたくましい姿や諸先輩方の激しい試合を目の当たりにして自分はこれで良いのか。格闘技は好きだから始めた事じゃないのか。と再び自分の力を試したいと思いがこみあげ復帰を決断しました。

復帰当初は、学生の頃のような感覚とは違い全く身体が動かない。こんなに辛いものかと感じる事が多く大会に参加すれど敗北の日々。後輩は着実に実績の積みあげるなかこんなものか苛む日々でした。しかしながら日々の稽古を積み重ねるなかで何か形あるものを得たいと今回の昇段審査に挑戦する事を決めました。しかしながら私は型の稽古が苦手で力んでしまう傾向にあります。審査までの日々は稽古後でお疲れにも関わらず遅くまで型の稽古に付き合っていただいた村田先輩。工藤先輩。ありがとうございました。藤原師範からも「お前はロボットか」となかなか身体が自分の言うこと聞かず苦労しました。今後は苦手分野こそ軸に稽古を重ね試合で活かしていきたいと思います。また10人組手では諸先輩方の熱い拳を肌で感じ初段になる厳しさを感じました。その名に恥じない空手人生をこれから一歩づつ歩んでいきたいと思います。

 

最後に

当日全力でサポートしてくれた坂井君・宮原君ありがとうございました。
追いつけ追い越せの意思を持ち日々の稽古に臨みます。これからもよろしくお願いします。

押忍。

長野支部  藤岡 和貴

2018年7月6日 12:54 カテゴリー:

昇段レポート 長野道場 宮尾悟士

この度、昇段審査の機会をいただき、苦節22年の歳月を経て、晴れて初段に昇段できたことを、藤原師範、成田師範代、諸先輩方に、心より深く感謝を申し上げます。

思い起こせば、大山倍達総裁の極真空手への憧れから、藤原師範の長野道場の門戸を叩き、そこで初めて見た師範の後ろ回し蹴りに、「こりゃ凄い。本物だ。」と驚きと感動は衝撃で、いつかは、自分も強くなりたいと道場へ通いました。道場の練習は厳しく、組手は怖かったですが、それ以上に、そこで出会った熱い情熱の同志の仲間達と汗を流す充実感は何者に代えがたかったです。

ところが、30代、転職、失業、病気、人生の悪い契機の転換点を経験し、道場を遠ざかる日々が長く続きました。ようやく仕事面で落ち着きをとりもどしたものの、その頃すでに40代、健康に自信がなく。やめるつもりで向かった道場には、藤原師範、成田師範代、諸先輩、の顔(かなしい顔、なつかしい顔、うれしい顔)10年の歳月の長さは複雑で、(生きてあえたうれしいやら、みんなに先を越された敗北感やら)を私自身感じました。「ミヤオ」みんな私のことを覚えていてくれてくれたことが、「今一度、どこまでできるかわからないけど、できることからやってみよう。」停滞していた空手の人生を一歩進ませるきっかけになりました。

年齢40代の空手、そこからの稽古は時間、健康との闘いでした。睡眠不足であったり、持病のバセドウ病、腰痛、若い時と違って半月板損傷など、体が稽古についていかれない事もたびたびありました。それでも、あの道場を遠ざかってる日々の苦しさ敗北感はもう2度とあじわいたくないと言う気持ちと、若い時に取り逃した黒帯初段をどうしてもほしい気持ちが、なんとかあきらめずに今回の昇段につながりました。

最後になりましたが藤原師範、成田師範代、相沢先輩、山崎先輩、村田先輩、工藤指導員、今回の昇段審査にあたり熱い情熱ある指導で懇切丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。空手にたいする思い、人との繋がりを感謝する姿は、私のこれからの目標です。昇段審査を無事終えて、昇段し初段なったら、緩やかな下り坂を楽しんでくだろうと期待したおりましたが、「初段は新たなはじまり」藤原師範にご鞭撻いただきまして、「そうか、ここからが俺のスタートラインで、これが黒帯なんだな。」と実感しました。

これからも精進し稽古し生涯の修行を空手の道に通じ、新極真の道をまっとうします。押忍!

長野支部 宮尾 悟士

2017年12月14日 1:04 カテゴリー:

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