2021年度 長野県空手道錬成大会レポート
10月17日(日)松本市柔剣道場にて「2021年度 長野県空手道錬成大会」が開催された。昨年度はコロナの影響で型のみの開催であったが、今年度は徹底した感染対策のもと2年振りに組手との同時開催となった。
参加者の減少が心配されたが、型5部門、組手13部門に述べ86人が出場し熱戦を繰り広げた。
一般の部の型では昨年まで小学生で5連覇を続けていた佐當直紀と、坂井正宏との注目の対戦となったが、坂井が昨年のこの部門での優勝の貫禄を見せ、佐當の6連覇を阻止した。
組手の部では、小学3年男子の部に出場した高橋龍が会場をわかせた。決勝まで全て自分より遥かに大きい対戦者に対し、全体重を乗せた突きを主体に一歩も下がることなく攻め続け、優勝を勝ち取った。
林和矢と篠原孝成の一騎打ちとなった決勝戦は、試合終了までお互いに譲らず実力伯仲の熱戦となった。試合は両者とも有効打を奪えず判定となったが、突きを主体に攻め続けた篠原が僅差で優勝を果たした。
昨年に続いて厳しい環境下での開催となったが、選手はこんな状況でも十分な稽古を積んで迫力ある試合を見せてくれました。また制約が多い中、スムーズな試合進行に協力していただいたスタッフ、ご家族の皆様、ありがとうございました。
長野支部・所一彦
2021年10月26日 2:58 カテゴリー: